うかるぞ社労士SRゼミNO.6 掲載記事:勉強という名の勘違い

読者の皆さん、労働基準法から始めた受験勉強も一回りした頃かと思います。中には、保険4科目が頭の中で交錯し、ダッチロール状態の受験生もいるかもしれません。そんな時でも、失望する必要はありません。

合格者2,000人のうち、超天才的優績者(1%の20人くらいでしょうか?)以外は、みんな絶句するはどの忘却と保険科目の混乱を経験し、本試験まで引きずりながら、半分以上が運良く合格しているわけです。

この失意の時期を通過しないと合格は、ありません。つまり、それだけ、知識が増えてしまったのです。あなたの受験勉強も7合目にたどりついた証明です。もう一息です。

勉強もここから、盛夏に行われる天下分け目の本試験までが、皆さんにとって今年一番大切で、しかも、振り返ると最も輝く時間だと思います。毎日向かう机、読んでいる基本書、ここに費やす時間が皆さんの戦場です。どうか悔いのない様にお過ごしください。

さて、現在の勉強は、合格のためにやる勉強です。しかし、開業後は、お客様(企業経営者)のために勉強することになります。ここで勘違いしてはいけないことが、2つあると私は思います。

それは、

 1.将来の仕事の受注のために勉強する。
 2.将来のお客様から聞かれた時、答えられないと社労士としての権威が無くなる。

代表的な行動パターンとしては、賃金、年金、○○実務習得等の各種有料研修会への出席でしょう。

また、暇にまかせて読書三昧や(これはこれでうらやましい生き方ですが)、実務関連のソフトの購入とインターネットでの情報収集などなど。

これらは、一見必要に思えますが重大な欠陥があります。それは、お客様の顔がまったく見えていないことです。

今、実務家として一本立ちする過程の社労士は、目の前のお客様のために、そのお客様が抱えているいくつかの経営上の問題に対して、オーダーメードの処方箋を作り、一緒に問題解決に当たることが大事ではないでしょうか?

以下省略

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