割増賃金に関するQ&A

家族手当や通勤手当等は割増賃金の算定基礎となりますか?

Answer

家族手当とは「扶養家族数又はこれを基礎とする家族手当額を基準として算出した手当」を指します。

よって、均衡上独身者にも一定額の手当が支払われている場合には、独身者に支払われている部分(又は扶養家族のある者に対して「本人分」として支払われている部分)は、家族手当ではないとされます(S22.12.26 基発第572号)。

また、扶養家族有りの労働者に支払われるものであっても、家族数に関係なく一律に支払われる手当は、除外できません(S22.11.5 5基発第231号)。

通勤手当については、一定額までは距離にかかわらず一律に支給するような場合には、 この一定額部分は通勤手当ではないとされ、割増賃金の算定基礎に含まれることになります(S23.2.20 基発第297号)。

通勤手当は、実費相当分を支給することが必要です。

割増賃金の算定基礎から除外できる住宅手当は、住宅に要する費用の多寡に応じて支給されている必要があり、社宅であるか、賃貸であるか、持ち家であるかといった住宅の形態ごとに一律に定額で支給されるものや、あるいは、管理職であるか、一般従業員であるかといった住宅以外の要素に応じて支給されるものは該当しません。


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