労働時間に関するQ&A

フレックスタイム制を導入することによる留意点は?

Answer

フレックスタイム制を導入することによって、使用者は「残業時間の圧縮と面倒な労働時間管理からの解放」を求め、一方、労働者は「自分のライフスタイルに合った労働時間の設定」を求めます。

このようにフレックスタイム制は、労使の思惑が異なる制度であるが故に、例えば、顧客との接触がない専門的裁量的な労働や、育児や介護を行う労働者にとっては、利用価値が高いと言えます。

しかし、安易に制度を導入すると、トラブルの元にもなりかねませんので、導入には慎重を期すことが必要だと思います。

まず、フレックスタイム制を導入すると、労働者に始業・終業時刻を委ねることが前提ですから、全員集合して朝礼を行い、それから業務に従事するという会社では、導入できません。早出や残業命令もできないことになります。

また、職場の業務はそれぞれ関連性をもっているので、同僚が何時に出勤してくるかわからないのでは、いろいろと不都合が生じることも考えられます。

顧客から連絡が入ったときに、「○○さんはフレックスなので、何時にご返事できるかわかりません。」という答えは、顧客にしてみれば失礼な話です。

さらに、フレックスタイム制によって始業・終業時刻を労働者に委ねたとしても、使用者は、各人の労働時間を把握する義務から逃れることはできませんし、加えて、一人一人の出勤と退勤が違うとなれば、勤務実態把握はさらに複雑となります。


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