服務規律に関するQ&A
従業員の遅刻を抑止するよい方法はありますか?
Answer
遅刻常習者に対する現実的な対応としては、懲戒処分を前提とした注意をきっちり行なうことと、人事評価や賞与に差をつけることが有効です。
目 次
- 人事評価や賞与に反映させる
人事評価や賞与に反映させる
実務上、遅刻常習者に対する基本的な対応は、懲戒処分を前提として注意をきっちり行なうことです。
そして、人事評価や賞与に差をつけるということが有効です。
こうした評価方法は、会社が自由に設定できますし、勤怠成績が重要な評価項目であるということを社員に周知徹底しておけば効果的です。
また、精勤手当といった手当を別枠で支給することも、遅刻等の抑止には有効です。
これらの支給方法は法律で定められているものではありませんので、「1ヶ月に3回の遅刻、あるいは早退をした場合には、精勤手当を支給しない。」という規定も、遅刻の防止には効果的です。