服務規律のポイント

就業規則に服務規律を規定する際のポイントは何ですか?
就業規則に服務規律を規定する際には、項目を増やして網羅的に規定することが重要です。
労務問題一発解決バイブル無料購読

無料!経営者必見!
「労務問題、一発解決!」奇跡のバイブル
いますぐ会社を守る準備をしよう!

服務規律は網羅的に規定する

従業員に対する服務規律の徹底を図るためには、服務規律の項目を増やして網羅的に規定するとよいでしょう。

また、就業規則の効力を生じさせるための「周知」という観点からみれば、就業規則の内容は、従業員にとってもわかりやすいものであるべきです。

そのため、服務規律をテーマごとに条文化して規定することも効果的だと考えます。

秩序維持義務の具体例は?

服務規律の主な項目である秩序維持義務の条文の具体例は、以下の通りです。

第○条(秩序維持義務)
従業員は、企業秩序の維持のため、以下の事項を遵守しなければならない。

  1. 就業時間中、事業場内において、政治活動および宗教活動ないしそれに準ずる行為を行わないこと(就業時間外、および事業場外においても、従業員の地位を利用して、他の従業員に対してその活動を行わないこと)
  2. 事業場内において事前に許可を受けることなく、演説、集会、文書等の配布、貼付等の行為を行わないこと
  3. 就業時間中、事業場内において、事前に許可なく販売活動、およびそれに類似する行為を行わないこと(就業時間外、および事業場外においても、従業員の地位を利用して、他の従業員に対してその活動を行わないこと)
  4. 就業時間中、事業場内において、労働組合活動を行わないこと

従業員の地位を利用して他の従業員に対して政治活動や宗教活動が行われれば、円滑な業務遂行に支障をきたし、企業秩序が乱されることになります。
就業時間中・事業場内のみではなく、就業時間外・事業場外においても、活動を禁止することを明確にしておくことが必要です。

また、事業場内において演説・集会・掲示・ビラ配布等を行うことは、たとえ休憩時間中であっても、事業場内での施設管理や、他の従業員の休憩時間の自由利用を妨げるおそれがあり、内容によっては企業秩序を乱すおそれがあります。
したがって、これを許可制にすることで、合理性のある規定となります。

「会社を守る就業規則」徹底解説セミナー

「会社を守る就業規則」徹底解説セミナー

竹内社労士事務所の代表である竹内が、最新の法改正や労働事情を踏まえ、2023年度版に改訂した最強の就業規則をベースに、法的根拠やトラブル事例、判例などを豊富に交え、会社を守るポイントをわかりやすく解説します。

「会社を守る就業規則」徹底解説セミナー開催予定

2024/04/19(金)受付開始 9:00 セミナー開始 9:30~16:30 満席
2024/05/24(金)受付開始 9:00 セミナー開始 9:30~16:30 満席
2024/06/21(金)受付開始 9:00 セミナー開始 9:30~16:30 空有
2024/07/26(金)受付開始 9:00 セミナー開始 9:30~16:30 空有  


就業規則セミナー
就業規則マニュアル(正社員用)
就業規則マニュアル(非正規社員用)

オンライン動画「会社を守る就業規則」徹底解説セミナーのご視聴方法

社長を守る会の方は、「アンカー・ネット」会員マイページにログイン
するだけで、すべてのコンテンツを、購入することなくご利用になれます。


社長を守る会以外で会員マイページをお持ちの方は、
下のボタンからログインして、オンライン動画のご購入とご視聴が可能です。

会員ログインして購入

当サイトで初めてご購入される方会員マイページをお持ちでない方は、
最初に、下のボタンから無料会員登録を行ってください。

会員登録後、上のボタンまたは会員マイページ内からご購入いただけます。

新規会員登録して購入


労務問題一発解決バイブル無料購読

無料!経営者必見!
「労務問題、一発解決!」奇跡のバイブル
いますぐ会社を守る準備をしよう!

改正労働基準法レポート
就業規則講座のカテゴリー
作成・手続 構成・総則 採用・試用 人事制度
退職・解雇 服務規律 労働時間 休日
有給休暇 賃金 安全衛生 懲戒・賠償