賃金不払いの疑いで、ポゼアバン書類送検

鳥取労基署は29日、昨年1月に事実上倒産した婦人服製造業「ポゼアバン」=鳥取市湖山町東4=と同社取締役(50)を労基法違反(賃金不払い)の疑いで鳥取区検に書類送検した。

労基署によると、ポゼアバンは雇用者13人に対し01年9月分から11月分、02年1月分から4月分、同年6月分から03年1月分の賃金総額約1353万円を支給日に支払わなかった疑い。

同社が倒産したため、未払い賃金は労働福祉事業団の立て替え払い制度により手続きが進められている。

2004/03/30 毎日新聞