最低賃金法違反容疑で名和町の縫製業者を書類送検

米子労基署は10日、従業員6人に対して県最低賃金を守らなかったとして名和町御来屋、縫製業「名和ニット工房」(03年3月事業閉鎖)と実質経営者だった取締役工場長(51)を労基法、最低賃金法違反の疑いで鳥取地検米子支部に書類送検した。

調べでは、工場長は02年4月から同11月まで、6人を時給450円と500円で雇用し、県最低賃金(時給609円、改訂後同610円)との差額計約173万円を支払わなかった疑い。最低賃金法違反容疑での送検は県内では11年ぶり。

2004/03/11 毎日新聞