復職に関するQ&A

社員をうつ病で休職をさせたが復職させる判断とは?

Answer

たまに、「医師の診断により、復職可能と診断された場合については、直ちに復職を命ずる。」と規定されている就業規則を見かけますが、こういった規定は、復職の判断を医師に委ねていると言え、全く論外です。

昨年2月、全国の心療内科と精神科の開業医ら約3,000人(846名回答)を対象にアンケートが実施されましたが、そのうちの92%の医師が「虚偽でない範囲で診断病名の表現を緩和する」と回答しています。

うつ病の表現緩和については「抑うつ状態」が40%で最も多く、ほかにも「心身症」「心身疲弊状態」など「病気」という印象を弱めようとする傾向が多く見られました。

確かに復職できるか否か判断するためには、医師の診断書は必要不可欠と言えますが、復職の判断の主体は、あくまでも会社側にあるという認識を持って頂かなくてはなりません。

医師の診断書は、あくまでも医学的見地からの判断であり、当該医師が、会社で当該人がどのような業務を行っていたのか、そして業務にかかる負荷はどの程度なのかまで考慮した上で、診断書を書いているとは到底思えません。これは、先のアンケート結果からも明らかです。

休職を判断したのも会社である訳ですから、復職を判断するのも会社であって然るべきであり、医師の診断書を判断材料の一つとして、最終的には会社の判断で復職を許可するということが重要です。

医師の診断書に疑念が残る場合には、直接医師に問い合わせをすることや、会社の業務をよく理解している産業医に診断を受けることができる体制作りも必要になってくるのではないかと考えます。


→ 目からウロコの会社防衛ノウハウ満載! 無料メールセミナーはこちら


「会社を守る就業規則」徹底解説セミナー

今後の開催予定

2017/09/08(金) 受付開始 9:30 セミナー開始 10:00~17:00
2017/10/13(金) 受付開始 9:30 セミナー開始 10:00~17:00

「会社を守る就業規則」徹底解説セミナーの詳細

前へ  MENU  次へ

TOP

このページの先頭へ